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コートの襟を立てていた寒さがいつの間にか心地よい春の陽気に包まれるようになりました。
今年は、幸い穏やかな気候が続き、桜の花が綺麗に咲き誇っています。
私が三宮に住まいを移してから日課にしている朝の散歩の道すがら、おやっと思うような所に爛漫の桜が咲いています。

ちょっとお洒落なレストランとして人気の『磯上邸 (by ケーネッヒスクローネ)』の桜が綺麗でした。私のかかりつけ医の先生の医院の前の桜も満開で、時々小鳥が止まりに来ています。
桜の花は、春の到来を告げるように清楚な花を一斉に咲かせ、人の目を楽しませた後、またあっという間に花びらを散らす潔さが日本人の感性に合うらしく日本の象徴とさえ言えるような花です。

私の医院も1982年に明石の地に開業して、気がつけば早36年を迎えようとしています。
ちょうど開業の年に生まれた長男は、私の母校である阪大歯学部を2007年に卒業し、2011年から私の医院での診療に参加し始めました。以来7年、地域の方々の信頼も頂けるようになり、診療所の運営全体を任せられる目処がつきました。

桜

桜の花ほど格好良くはありませんが、私も本年を持って診療の第一線を退き、人生を転換させ、今春から兵庫県立大学の大学院での研究生活を始めることになりました。風変わりな経歴を持つ受験生を暖かく迎え励まして頂いた県立大の先生方には、感謝の言葉もありません。

勿論、今後とも信頼を頂いた地域の患者さん方に、私の経験とネットワークを通して、お役に立てることがあれば、何でもさせて頂くつもりです。どうぞお気軽にご連絡下さい。

今後、診療所が地域の方々のより深い信頼を頂き、ちょうど街中の小さな桜の木のように、あるとホッとするね、ここに診療所があってよかったね、と言って頂ける存在になっていく事を心から願っています。

松賀歯科医院 シニア院長
松賀 正考

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