さて、いよいよ、関空からドイツ・フランクフルトへ向かうツアーのスタートです。
日本ではそれほどの知名度が無く、初めて乗るエティハド航空ですが、LCCなどとは異なる中東系の大手航空会社のようで、座席周りも食事、接客等も特に気になる点はありませんでした。
これも初めてだったアブダビ国際空港の施設も、建設後間もないようで様々なブランドショップが軒を連ね多くの人で賑わっていました。
時差の関係もあり、機中での睡眠時間はそれほど取れませんでしたが、ドイツ現地時間の早朝6時過ぎ、無事フランクフルト国際空港に着きました。フランクフルトは最終日に一日自由観光と宿泊が予定されており、直ちに、バスで古都ハイデルベルクに向かいました。
現地の気温は、早朝とは言え、気温21度湿度27%の快適さ、日本の蒸し暑さから逃れて、一息の気分でもあります。
ハイデルブルクには、ドイツの3大古城の一つとしてのハイデルブルク城があるのですが、この古城は様々な歴史的理由が重なり、「廃墟の美」として芸術家や哲学者たちに愛され、想像力をかき立てる歴史的な姿のまま保存されることになったと言う事で、現在では、アルプスの北側で最も重要なルネサンス建築の遺構として、その価値が認められているそうです。そんな事情とツアーの時間的制約もあり、今回は、高台に建つ城を遠く眺めるだけにとどめました。
ハイデルブルクはまた、1386年創立というドイツ最古のハイデルブルク大学の大学都市としても有名です。現在も世界屈指の名門大学の一つとして、各地からの学生を集めて研究活動が行われているようで、我が国の京都大学との提携施設も置かれていました。
ドイツのソーセージでランチにして、次のホーエンツォルレン城へ向かいました。
この後、南に下り、『天空の城』と称されるホーエンツォルレン城に向かいました。高い丘の上に聳えるホーエンツォルレン城は、まさに『天空の城』の呼称にふさわしい姿を見せていました。
ホーエンツォルレン城を後にして。さらにオーストリア国境近くまで南下し、この日はフュッセンにて宿泊。