昨夏のヨーロッパツアー後半の穏やかだったオランダ滞在の報告パート2です。
ハーグに戻って翌日は、ホテルの近隣の散策やマウリッツハイス美術館の再訪などで、ゆっくり過ごしたのですが、2日目もやはりホテルから徒歩圏のエッシャー美術館を訪れました。いわゆる『騙し絵』で有名な画家のエッシャーですが、この画家がオランダ出身である事も、ハーグにその作品を集めた美術館があり、それが滞在しているホテルの直ぐ近くにある事も現地で初めて知りました。ハーグ観光の中心のビネンホフの景色を描く日曜画家さんの絵を覗いたりの散歩をしながらエッシャー美術館に行ってみました。
マウリッツハイス美術館を飾っているフェルメールやレンブラント等のような正統派の絵とは趣きの違う作品が並んでいますが、絵画の一つのジャンルとして興味深いものがあると思いました。
そして、作品を見終わって外に出てみると、全く予想外にこの美術館に続く公園の中に地元の産品が集まった朝市が開かれており、楽しみながら見て回りました。こんな機会に巡り合うのも、少しゆっくりした滞在時間を持ったお陰かと思いました。
地元の農産品の売り場でぺしゃんこの珍しい形をした桃を買って帰り食べてみました。味は日本の物と変わらないものでしたが、柔らかくジューシーで食べやすいものでした。
ホテルに戻って、テラス席で遅い目のランチにハンバーガーを注文してみたら、想像を超える巨大なサイズのバーガーがデンと現れて、同じメニューでもお国柄があるなぁと半ば呆れながら、どうにかお腹に収めました。
そんなこんなで、ブリュッセル、パリのアドベンチャーとは違ったのどかな旅の時間でした。