新しく移住した三宮の都心マンションの設備の充実ぶりは、前稿に書きましたが、住んでみてよく使って便利なスペースは19階の展望フロアのレストランに隣接した休憩ルームや2階エントランスフロアにある事務応接室です。
休憩室は食後などに展望を楽しみながら、読書の時間を過ごしたり、マッサージ=チェアでリラックスしたりの時間を過ごせます。
来客との打ち合わせは、大体、エントランスフロアの広い応接スペースで事足りますが、プライベートな事務的打ち合わせをする時は、個室内にプリンターやLANケーブルまで用意されている事務応接室が便利です。
しかし、三宮に住んでみて何より実感するのは、商業施設を始めとする様々な利便施設の圧倒的な集積です。例えば、マンションから駅に至るまでの道すがら、点在するコンビニは、軽く10軒は超します。旧住宅地では、子供達の学校生活時代、住宅地中心部に1軒ありましたが、その後、早々に撤退し、我が家から徒歩15分位の住宅地の外れにあったコンビニも私の移転の直後に撤退し、今では、象徴的なことに、住宅地内にコンビニはありません。
三宮の駅周辺の商業施設の多さは今更言うまでもありません。百貨店、数多くのスーパー、数々のショッピング=ビル、四方八方に伸びる地下街、等々、一体いくらの店舗があるのか、計測することすら不可能です。飲食店舗の数とジャンルの多さも圧倒的です。元町駅周辺まで含めると、その数は膨大なものになるでしょう。しかも、そのほとんどが遅い時間まで店を開け、賑わっています。
書店、映画館、図書館、イベントホール、博物館、等の文化施設も言うまでもありません。銀行、証券会社は勿論、市・区役所、旅券事務所すら揃っています。この地区に無いものを挙げる方が難しいでしょう。
これら全ての利便施設が、徒歩圏内にあり、利用可能です。それだけではなく、ここを起点とした交通網の発達はどの方面に行くにもアクセスを容易にしています。現に私の大学院生活も地下鉄で一本30分弱のアクセスがバックアップしてくれている面もあります。日常生活に車は不要です。結構な車人間であった名残りで、最近ちっちゃなボルボを買いましたが、たまの気晴らしドライブを楽しむ程度です。
<夏草に覆われた夢の跡>を見切り、都心への移住を決めた決断で、窒息寸前だった我が生活は息を吹き返しました。さらに、大学院進学の決断は、生活に新しい息吹を吹き込み、リズムと活力を与えてくれました。この二つの思い切った決断は、我ながら ”グッジョブ!”と<自分を褒めてあげたい>と思います。
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