年初にふと思いついた大学院生活が、いよいよ本格的にスタートしました。
4月5日、前日の入学手続きに続いて、全学の新入生入学式が三宮駅前の『神戸国際会館』で行われました。何しろ、現在の住まいから徒歩10分、毎朝の散歩で、この国際会館下のコーヒーショップを訪れている日常生活の一部だけに、一応ネクタイは着用したものの、のんびりした気分で出かけました。
驚いたことに会館前は長蛇の列で大混雑しています。式の中の挨拶でのお話によると、全学での新入生は、学部学生を中心に1700名を越すとか、大学院入試の際、訪れたキャンパスの閑散とした雰囲気などから、ローカルなこじんまりした大学、というイメージを持っていたのですが、それは大きな間違いで、兵庫県が運営する大規模な総合大学であることに、入学式で気づきました。来賓の挨拶の最初に井戸県知事が登場され、『あぁ、そう言えば、兵庫県が運営する大学なんだもんな』と気づくようなぼんやりしたシニア新入生でした。
それにしても、周りを見渡す限り、若者のフレッシュな笑顔の数々、少子高齢化と言われて久しい我が国にもこんなに多くの若者が居るんだ、と頼もしい思いがしました。
式で隣り合わせた美女二人に声をかけると、姫路にある工学部機械学科の入学生とのこと、若々しい笑顔に癒されました。
( 長蛇の列に並ぶ合間に記念撮影 )
( 井戸兵庫県知事の挨拶 )
( 工学部の新入生という美人学生2人 )
午後からは私が所属することになった経営学部のキャンパスのある学園都市に移動。
( 緑あふれるキャンパス )
(学生で溢れる本部棟前)
主として、会計学的研究をする大学院クラスは、全学規模から一転して、総数26名というこじんまりしたクラスです。緑豊かな広々としたキャンパスの中の可愛らしいような建物が我々の研修の拠点となる会計研究棟です。
( こじんまりした会計研究棟 )
1月末の大学院入試、合格発表後の入学手続きなどを通して、この県立大学の面倒見のよさに感心しました。この記事をお読みの受験生の親御さん方、兵庫県立大学は、阪大や神戸大に隠れて目立ちませんが、入学から卒後の就職まで、大変きめ細かいお世話をしてくれる面倒見のよい『穴場』大学ですよ。
オリエンテーションによれば、どうやら大学院生は、研究者候補生として、大変手厚い教育環境が用意されているようです。
( 大学院生各自に与えられたデスク )
(大学貸与のPC、学生証と通学定期)
研究棟内の一室に、各学生個別の専用デスクとノートPCが与えられ、研究資料室の利用、コピー機等の事務機器の自由な利用など、至れり尽くせりの環境が用意されていることに感謝です。
早速、お友達になったクラスメートとともに、2年間、充実したキャンパスライフを送りたいという思いが沸き上がった一日でした。
松賀歯科医院 シニア院長
松賀 正考