ミュンヘンで指導医認定試験

<現役時代の旧ホームページからの移植です>(2006.10.14分)

 GOIA (国際口腔インプラント学会) の本年の大会は、ミュンヘン の都心にある Drint Sofitel ホテルにおいて10月13日・14日、地元ドイツの DGZI(ドイツインプラント学会)との共催で、AAID(全米インプラント学会)からも 代表が参加する形で開催されました。

   <会場の『Drint Sofitel ホテル』>   

 この総会に先立ち、GOIAによる指導医( Senior Expert )認定試験が行われ、院長もこの 試験にチャレンジしました。
 インプラント分野の広範な専門知識と実際的臨床の知識を対象にした筆記試験、 および事前に提出された術前術後のX線写真等の実際の症例資料を基にした口頭試問が 行われ、ドイツインプラント学会の認定委員会委員長、副委員長でもあるDr. Semmler、Dr. Dielert らを相手に緊張した時間を過ごしました。

   <指導医認定試験の口頭試問>
<口頭試問のアシスタントをされた教授令嬢と>

 しかしながら試験の緊張から解放された後、散策に出かけた ミュンヘンの街並みは長い歴史と伝統を感じさせる多くの美しい 建造物に溢れ、ヨーロッパらしい秋日和の心地よい空気の中、 通りのオープン=カフェで飲むコクのあるドイツ=ビールの味は 格別でした。

    <様式美が美しい旧市庁舎>
   <カールス門近くのカールス広場>

 13日から始まった学会ではドイツを中心としたヨーロッパの最新のインプラント治療に関わる 多くの最新の研究や治療技術の紹介が続きました。
 またヨーロッパ、アメリカ、さらには日本からも出展のある機材展示会でも、世界各国の関連企業 から最新の機器と材料が幅広く展示され、大変参考になりました。

  <欧米各国など多くの企業の展示ブース>
<外科用器具等の豊富なラインナップの展示> 

学会最終日の合格発表ではインプラントの世界に豊富な経験と知識を持つ他の受験生とともに、 院長も無事合格することができ、『Senior Expert』として認定する証書を授与されました。

   <会長からの合格証書の授与>
  <GOIA指導医(Senior Expert)の認定証書>
 <Dr.Semmler、Dr. Dielertとビア=ホール前で>
  <再生医療で著名な名大・上田教授と>

投稿者:

matsuga_senior

《松賀正考》大阪大学外国語学部英語学科、歯学部卒業。明石市で松賀歯科開業。現シニア院長。 兵庫県立大学大学院会計研究科を卒業し会計専門修士。さらに同大大学院経済学研究科修士課程を卒業。その修士論文で国際公共経済学会の優秀論文賞を受賞。現在、博士課程在学中。